脳は何でできているか
脳は何でできているか
私たちの脳は、何でできているかご存知ですか?
脳は水分を除くと、実はその60%が脂質です。
残りの大半がたんぱく質で出来ています。
脳は、電気的な信号で情報を伝えるため、
神経の周りを脂質がくるんで保護しています。
私たちが普段使っている、電気コードのように
電気を通す物質の周りを電気を通さない物質でくるんでいるのと構造と同じです。
脂質は体に良くない、という印象がありますが、
私たちの体にとっては、なくてはならない重要な栄養素です。
私たちが普段、口にしている油の質は、構成する脂肪酸によって決まります。
脂肪酸には2種類あって、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸は、
牛や豚の脂身やバター、ラード、ココナッツオイルなどに多く含まれ、
私たちの体内で合成することができるので、
たくさん摂取する必要はありません。
不飽和脂肪酸は、
植物や魚から抽出され、私たちの体内で合成することはできません。
良質な油=不飽和脂肪酸は、
天然の青魚、エゴマ油、ナッツ類に多く含まれています。
天然の青魚には、
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エィコサペンタエン酸)など
血液サラサラ効果がある不飽和脂肪酸が多く含まれています。
エゴマ油、フラックス油には、
体にいいα-リノレン酸が豊富含まれています。
アーモンド、クルミ、ピスタチオなどのナッツ油には、
α-リノレン酸、オレイン酸などの体に良い油が多く含まれています。
これらの不飽和脂肪酸を摂るようにしましょう。
できれば摂らないほうがいい油は、トランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸は、
液体の植物油を水素で加工して人工的に固形化して作られたものです。
アメリカでは2018年から加工食品への添加が規制されています。
過剰に摂取すると体内で炎症を招くほか、
「HDLコレステロール」を減少させて「LDLコレステロール」を増やし、
動脈硬化や心臓病のリスクを上げてしまいます。
トランス脂肪酸は、
マーガリン、ケーキ、コーヒーミルク、カップラーメン、フライドポテト、
ポテトチップス、チョコレート、ショートニングなどに含まれています。
マーガリンは、高価なバターの代用品として人工的に開発されたものです。
ショートニングは、パン、ドーナツ、スナック菓子などを作る際に、
バターやラードの代用品として使われています。
その他、トランス脂肪酸は食感や風味を上げるために、
食パン、菓子パン、ビスケット、ケーキといったお菓子に
広く含まれていますので注意が必要です。
パッケージの原材料表示に、
マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングと記されていたら
トランス脂肪酸が含まれていると思って避けるようにしましょう。
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