ダンサーに水分補給が大切な理由
ダンサーに水分補給が大切な理由
ダンサーに限りませんが、スポーツや肉体労働に従事する人等、
よく汗をかく人は、こまめな水分補給をしないと、大変なことになります。
今回は、水分補給をしないと、どうなるのかについてです。
私たち人間（大人）の体の60％は水分です。
これから暑くなると、よく熱中症や脱水症状のニュースが話題になります。
いったいどのくらい水分が不足すると脱水症状になるかご存知でしょうか。
私たちの体の水分の５％が失われると熱中症や脱水症状がおこります。
10％が失われると意識障害が起こり、20％失われると死にいたります。
たった５％！？と思われるかもしれませんが、
体の大切な機能のほとんどは水を含んでいるため、
体のあちこちで、不調が起きてきます。
体内の水分が失われると、血液が粘りのある状態になり、
体全体に酸素が行き届きにくくなり体の機能が低下します。
酸素だけでなく、栄養素も運ばなくなります。
血液がドロドロ状態になるため、
脳梗塞や心筋梗塞などの血管が詰まる病気発症の危険も高まります。
細胞全体の水分が不足し、代謝が正常に働かず組織が壊れ始めます。
また、水分は尿や汗によって老廃物などの毒素を排出していますが、
それも排出されにくくなります。
水は人間にとってかかせないもので、
食べ物は食べなくても数十日は生きられますが、
水を飲まなければ数日と持ちません。
喉が渇いたと意識した時には、
脳の中枢が血管内の水分量が少ないことを感知して信号を発しています。
喉が渇いた時には、既に水分が足りなくなっているということです。
理想は喉が渇く前に200mlくらいをこまめに補給することです。
ダンスは、大量の汗をかきます。
楽しいとついつい水分補給を忘れがちです。
こまめに水分を補給しながら、楽しくダンスをしましょう。
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