ダンスのリズム感って何?鍛え方を紹介します!
投稿日:2023年10月18日更新日:2023年10月18日
皆さんこんにちは!
千葉ダンススクールリアンの高橋紫織です。
ダンスを上達させるのに、最も大切な要素の1つがリズム感です。
ダンスをしている人の年齢や性別問わず誰にでも共通して言えることです。
今回はダンスにリズム感が必要な理由や鍛え方について詳しく紹介します。
リズム感が重要なのはなぜ?
ダンスにおいて、リズム感は核のようなものです。
曲調を理解し、テンポに合わせて振り付けを決めることができなければ、ダンスとして成立せず、ただの体操になってしまいます。
振り付けというのは、曲中の効果音が入る部分やサビなどでぴったりと音と動きが揃うように考えて作られます。
それが合わなかったり、明らかに曲とずれてしまうと踊っている本人だけでなく、見ている側も違和感を感じてしまいます。
グループでダンスをする際も、リズム感は必要不可欠です。
周りがピタッとダンスを合わせているのに、1人だけテンポがずれたり、動きがバラバラになってしまったりと、全体のバランスが崩れてしまう為です。
リズムの取り方
ダンスに使われる曲はヒップホップから民謡まで、さまざまなリズムが存在します。
ダンスの基本である2種類のリズムについて紹介します。
8ビート
1、2、3、4と単純に大きく拍を数える8ビートは、日本人に最も馴染みがあります。
8つの拍を1つの括りとして捉えたものを「1小節」と呼び、多くのポップスの基本単位となっています。
学校などでも、体操や楽器の練習をする際「1、2、3、4、5、6、7、8」「2、2、3、4、5、6、7、8」と数えたことを思い出してもらうと分かりやすいですね!
ダンスでは、この8拍から成る1小節を「1×8(ワンエイト)」と呼び、次の8拍を「2×8(ツーエイト)」と呼びます。
通常、音楽の世界では4拍を1小節として数えますが、ダンスの世界では8拍、つまり2小節分を「1×8(ワンエイト)」という1小節として数えることが基本となります。
16ビート
16ビートは、1小節の長さは8ビートと同じですが、8ビートの拍の間に、裏の拍である小さい拍もカウントするのが特徴です。
8ビートでカウントされる大きな拍はオンカウントと呼ばれるのに対し、16ビートで刻まれる小さな拍はエンカウントなどと呼ばれています。
同じ1小節の中で16カウントするため、馴染みのない方にとっては、多少難しく感じるかもしれません。
リズム感を鍛える為の練習方法
メトロノームに合わせてトレーニング
リズム感を鍛える基本は、メトロノームを使うことです。
まずはメトロノームに合わせて拍を取り、ずれることなくリズムが刻めるようになったら、今度は裏の拍の練習です。
メトロノームが鳴らすオンカウントの間に、手でエンカウントを入れるなどで鍛えられます!
初めはテンポ60で3分、5分と延ばしていき、徐々にテンポを上げていきましょう。
好きな曲を聴き込む
ある程度リズム感が身に付いてきたら、次は好きな曲を聴き込んで耳や身体を8ビートや16ビートに慣らします。
ただ曲を楽しむだけでなく、エンカウントを意識して聴くことが大切です。
そうすることで、これまで意識しなかったドラムやベース音に気づけるようになります。
まとめ
最初はリズム感が乏しくてなかなかダンスが上達しないと感じている方も、練習を重ねることでリズム感はもちろん、全体的な身体能力も向上させる事ができるかもしれません。
拍を意識して練習を重ね、ダンスを楽しんでください!
リズム感を身につけてさらにダンスのスキルを上げていきましょう。
この記事は、千葉ダンススクールリアンの高橋紫織が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆
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